雪かきは男の仕事

このお話は祖母からの伝聞。

かねてより我が家では”雪かきは男の仕事”とされてきました。決めたのは多分、祖父。

 

ある冬の日の早朝、玄関から物音がしたため祖母が確認に行くと、祖父がせっせと家の前の雪を運んでいたそうです。

玄関から覗き込んだ祖母に対し「風邪を引くから中にいろ」と言い、道路に出られる程度片付けた所で祖父は家に戻り再び就寝。

 

そして再び起床。

自分が雪かきをした事なんて綺麗さっぱり忘れている祖父。

玄関を見て祖母に問います。

 

「おい、すゞ!玄関の雪はお前がやったのか!?」

『いいえそれはまさしさn「冷えて風邪でも引いたらどうするんだ!」

 

祖母は反論しようとしますが、祖父のあまりの剣幕に話を合わせる事に。

 

『…そ、そうね次からまさしさんにお願いしますね』

「そういうのは男に任せて、冷えただろうからお茶でも淹れるよ」

祖母が折れて一件落着。祖父が淹れたお茶を飲み、二人でどら焼を半分こしたのだとか。

 

『…っていう事があったのよ〜おじいちゃんって素敵でしょ〜イケメンでしょう〜』

と惚気るすゞ85歳。

 

実の祖父母のラブラブエピソードって、なんか複雑な気持ち。

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