祖父に関するツイートについて

ツイートが予想以上に拡散され、多方面から様々なご意見をいただきました。

祖父に対する賞賛や「自分も参考にしよう」といったご意見は素直に嬉しく思います。

しかし他の高齢者や既に認知症を発症した方に対して「見習え!」と批判する事だけは絶対におやめください。(そういったご意見も多く見受けられたので)

 

祖父はただただ運が良かったのです
投薬が必要な内臓疾患はありますが身体は元気、認知症も比較的軽度に抑えられています。でもこればっかりは運です。どんなに聡明な人でも、どんなに明るく優しい人でも、認知症や脳腫瘍で性格が豹変し暴力的、攻撃的になってしまう事があるのです。この方法が全ての人にとって正しい、当てはまる、というわけではありません。

 

また予防していても認知症になる時はなります。現代の医学では完全に防ぐ事は出来ないし、本人も家族も誰も悪く無いのです。人生なんて運です。

 

そして「認知症の祖父を持つただの1ツイッタラー」の言葉です。
何かの参考になればラッキー程度に読んでください。

 

以下はリプや引用で気になった物への意見です。
お名前やアカウント名は伏せ、文章のみそのまま掲載させていただきました。

肯定的にRTされているが備えよりも認知症予防をした方がより建設的。治療法は確立されていないが日常的な有酸素運動の予防効果の報告は出ており、個人的には課題達成を目的としたゲームも良いと感じる。世間様に迷惑をかけないようにではなく最後まで自分の生活をより良いものにするようにが大事。
予防をしたって発症する時はするんです。祖父は仕事の引退後も頭を使うゲームや有酸素運動、積極的な地域とのコミュニケーションを取っていました。それでも発症したのです。今でも一緒にテニスをしますし、冬は家族と一緒に除雪作業もするくらい身体は元気です。ルールのあるゲーム、例えば花札なんかもできます。認知症になる前から知っていた事はできるけど、新しい事は覚えられないようです。勿論予防は大切ですが、発症=予防を怠ったではない事をご理解ください。
もう一つ首肯しかねるのが自主的免許返納をあまりに賛美しすぎると遠隔地に居住する高齢者の首を絞めかねないため。元RT者の祖父はタクシーを拾える地域に住んでいたようだが高齢核家族が増えると足が当人の運転する車しかないことはざらにある。行政サービスの拡充と二輪で進めていくべき。
遠隔地に住んでいる事が危険運転の免罪符にはなりません。以前も書いたように私の実家は北海道の僻地、タクシーなんて走っていません。タクシーを呼ぶのに少なくとも30分はかかります。家族は皆仕事に学校に勤しんでいるため、祖父は認知症発症前から出掛けたい時はタクシー会社に電話する習慣をつけていました。地域によっては高齢者にタクシーチケットや公共交通機関の無料チケットを配っています。それでも頑なに「俺は大丈夫だ」と運転する高齢者が多いのもまた事実です。行政サービスの拡充は勿論大切。しかし何度も言いますが、足が無い事を危険運転の免罪符にしないで欲しいのです。
ステキなおじいちゃんですね。多分、高齢なだけで、認知症とかではないと思います。自然なことですよ。
医師の診断も出ており間違いなく認知症です。素人が孫のTwitterを見ただけで診断できるものではないです。勘弁してください。

一見良い話に感じますが、画像を見ると病院に行ったという記述がないようです。 認知症にも種類があり対策や治療が異なりますし、治ることや進行が止まるケースもあります。とにかく早期に医師による診断・治療・指導が必要です。 ごまたん様のツイートで勘違いされてしまう方が出てしまうと困ります。認知症の兆候が少しでもあれば、素人による自己流の対処ではなく、まずは病院です。ご本人が嫌がるケースも多いでしょうが、ご家族が連れて行った方が良いです。認知症は早期の段階で病院に行くことが非常に重要なのです。

15年前のかんたん携帯にGPS機能なんて付いてへんやろ嘘松たいがいにせえよ
当時の私はまだ中学生だったため、詳しい事は覚えていません。しかし位置情報確認サービス付きの携帯電話は当時からありました。それが今日一般的に利用されているアメリカが運用するGPSだったのか、キャリアの基地局を使っておおよその位置情報を割り出すものだったのか、祖父が使っていたものが正確に何だったのかまでは私には分かりかねます。当時はキャリアに電話しておおよその位置の住所聞き、それを紙の地図で調べて把握していたと思います。年々便利になって今ではリアルタイムで位置確認ができるんだから、すごい。
忘れられるたびに初恋を繰り返し告白されるっていうロマンチックな話なら聞いたことあるけど、「満を持してボケる(認知症)」っていうのは不謹慎かもしれないけどちょっとコメディーみたいですね。「それなりに上手くやってる」 っていうのが伝わってきて苦しいばかりでは無くよかったです。

祖母も『この人は毎日第一話(ドラマ)で楽しめるんだ。ある意味お得で羨ましい。』と笑い話にしております。ボケていても考える事は同じようで、毎度同じ感想を言うそうです。

そのような準備は素晴らしいことですが「人に、社会に、世間に迷惑をかけることは悪」という日本人の考えは弱者叩きにもつながり弱者が生きづらくさせています。 「世間様に迷惑をかけない」が美徳の世界では、極端なことを言えば相模原障害者殺傷事件は正当化されてしまいます。ご配慮ください。

「世間に迷惑をかける事は悪」という考えが無くなってしまうと秩序は乱れます。本人にもどうしようもない事は仕方ありません、世間の大部分の人間はそれを分かってくれます。でも意図的に人に迷惑を掛けたり、自分は人に迷惑をかけるけど何も対策しませんよと開き直ったり、そういう人間に風当りが強くなるのは仕方ない事だと思います。相模原障害者殺傷事件を出してくるなんて極端すぎます。もっと柔軟な考えを持った方が私もあなたも皆も幸せですきっと。

「満を持してボケる」のパワーワード感w 映画を語った喫茶店の店員はファンタジーのループ世界に入ったような気分だったろうなぁw

古い喫茶店なのでマスターと祖父は顔馴染み。認知症を発症した際、母が祖父の馴染みの店や友人宅を回り『これこれこういう事なので、今後祖父が来て話がループしてても気にしないで欲しい。余程おかしかったらうちに電話を…ご迷惑をおかけしますが』といった旨を挨拶して回ったそうだ。祖父が毎日楽しく暮らせているのは、地域の協力もあっての事。感謝です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

1 Comment

大福

素敵すぎた、
老いー悪いの印象0になりました
暗くするか楽しむかそれぞれの考え、接し方でこうも違うのですね
楽しく、微笑ましくよませてもらいました

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